富山 西円寺さんで法話を

本日10月22日、富山市の西円寺さんの報恩講でお話をしました。

真宗寺院は神道や他宗と違い、お守りやお札をあつかいません。それは現世利益を否定しているかに見えますが、実は、ほんとうのご利益を知っているからこそ、念仏ひとつを自信を持って勧めているのです。

そのような真宗の伝統を念頭に、南無阿弥陀仏を申すことによって得られるご利益を、曇鸞大師の「破闇満願」の教えと親鸞聖人の「現生十種の益」の指南でもってご紹介してみました。

ちょうど台風の接近と重なり、境内はイチョウの落ち葉でいっぱいになっていました。