ご本尊

根本的に尊いもの、本当に大切にするもの、それが「本尊」です。私にとってそれに頭を下げ、それをより所として力をもらうもの、それが本尊です。それをなくしては生きてはいけないものと言ってもいいが本尊で、これは誰もが意識しなくとも持っています。
本尊は人によってお金や能力、若さや健康であったりします。しかし仏教ではそれら今だけここだけのものは本当に大切だとは考えず、いつでもどこでもより所になるものを本尊とします。親鸞聖人の浄土真宗では、これを阿弥陀如来だと教えます。