親鸞聖人

親鸞聖人(1173-1262)
親鸞聖人(1173-1262)

浄土真宗を開いた人―宗祖が「親鸞聖人」です。平安末の平家の最盛期に誕生し、源平の合戦・鎌倉幕府の成立・承久の乱など、動乱の時代に90年の生涯を過ごしました。
30歳前に挫折を経験したことから法然上人に出遇い、法然上人よりただ念仏のみで真実に目覚める浄土真宗を教えられました。親鸞聖人自身は浄土真宗の宗祖はあくまで法然上人であると仰ぎ、法然上人の教えをさらに展開し、念仏を行う意識の問題―信心を明らかにしました。