三河別院蓮如忌法話「浄土に往きましょう」

 

本日4月25日、三河別院の蓮如忌でお話をしました。午前は「浄土に往きましょう」の講題を出してお話しました。
以前によく聴聞される方から、せっかくお話しをするなら要旨を述べた講題を出してほしいということを聞きました。私自身は必ず講題を付けてきましたが、求められたときだけ伝えることが多かったので、今年からは意識して最初に板書などをしています。

改めて思い返すと、先達の先生方は印象深い講題を出されています。「いのちは誰のものか」とか「念仏者の証明」とか……。中身はうろおぼえでも講題だけおぼえているということが多々あります。そのような講題の言葉が時として考えていくときの道しるべになります。

私自身もそのように講題だけでもおぼえてもらえるお話しができたらと思っています。

追記

ご聴聞の中に高校の時の倫理の先生がおられました。私をおぼえておられ声をかけてくださいました。30年も前になるのによく。頭が下がりました。