唯識学習会 第9回

本日2月8日、唯識学習会の第9回目を開きました。唯識仏教について学び始める会です。

前回は復習と質問で終わることになり、改めて「表層の心と深層の心」について学びました。

表層の心では伝統的な「六識」という心や認識の分け方を見ました。

ダルマ(物事や存在)を整理分類していくのは仏教の歴史ではアビダルマといわれます。そのアビダルマが現在の仏教の基礎教理を作りました。唯識はそのアビダルマに基づき、さらに独自に考えを発展させています。そのため唯識を学ぶためには、アビダルマ的な基礎知識が必要になります。ちょっと唯識の敷居の高いところでしょう。

次回は3月22日(水)の午前10時半より。後半はこれまでのふりかえりの座談を考えています。zoomでも参加できます。