西円寺祠堂経法話「出会いを開くお勤め」

本日6月9日、富山は朝日の西円寺さんの祠堂経でお話をしました。「出会いを開くお勤め」と題を出してお話しました。

ご法事で施主が「このごろようやく父の年に近づいてきました」と語られたことが印象に残っています。そうでなくとも、両親が亡くなられたその年齢を気にかけておられるのをよくお聞きします。
そこには亡くなられた親との年月を経た静かな出会いがあるのだと思います。

生きている間が全てではない、亡くなってからも出会いが開かれていく。それが南無阿弥陀仏の利益の一つでしょう。