親鸞塾⑶ 「裏切りや徒労を超える」

本日11月17日親鸞塾の第3回を開きました。今年度は「親鸞聖人を知っていますか」をテーマにしています。

第1回は「私は何かを成しとげられるのか」を副題に聖人の青春時代を、第2回は「首がとぶような念仏」を副題に聖人の壮年時代を、そして第3回は「裏切りや徒労を超える」を副題にして晩年の聖人のすがたを見ていきました。

少し親鸞聖人の生涯を学ばれた方なら知っていますが、聖人の晩年、特に80歳過ぎの最晩年はおせじにも幸せとはいえないことになっていきます。息子の裏切りや門徒に対する徒労感。そういうものを人生の最後の最後にかかえた聖人は、それをどう乗り超えられたのか。

出した副題に対して準備をしてきましたが、そのなかで ああそうかと新たに気が付き、聖人の最期を見返すことになり自分自身の指標にもなりました。

これにて今年度の親鸞塾は終わりです。来年度はまた新しいテーマで開きます。オンライン聴講も予定しています。