報恩講勤めました 最終日

本日11月7日報恩講の最終日を勤めました。
午前は帰敬式(ききょうしき)。如来・聖人の前で法名を頂く儀式に今年は8名の方が参加されました。法名はお釈迦さまや親鸞聖人方の家族となる名前です。いわば祝い事にあたります。
帰敬式の記念法話は明栄寺の小谷香示先生。コロナ下だからこそ、法名をいただいた意義がかえってわかりやすくなるでしょうと、生死一如のいのちの事実と、それに反する生をよろこび死をおそれる執着心についてお話しになりました。
午後は満日中の最後のお勤め。毎年お勤めしながら、報恩講としてどれだけ親鸞聖人のことを念えたのだろうかと自省してしまいます。
それでも今年は、報恩講は誰のためでもなく、真宗寺院であることのいわば看板だと、コロナ下になったからこそわかりました。