福井の斉円寺さんでお話を

本日11月19日、福井は平出の斉円寺さんの報恩講でお話をしました。「お布施の話」を念頭にお布施とは何かについてお話しました。
この秋は仏教と経済の問題を改めて考えています。旧統一教会の献金問題が機縁になっています。

もちろん報恩講ですから親鸞聖人のお布施のいただき方が問題になってきます。親鸞聖人はどのように生活されていたのか。お金をどうされていたのか。お布施をどのように受け取っておられたのか。

仏教もそうですが、宗教全般で「無欲」とか「知足」といったことが語られがちですが、そのことにはどうにも違和感があります。実際お布施で生活している者として、お寺を預かっている者として、その理屈では力が出てこないではないでしょうか。

そういった仏法と経済という問題を考え教えられる報恩講参りをしています。