納骨堂法会法話「親鸞聖人の終活」

本日2月12日、納骨堂法会にてお話をしました。「親鸞聖人の終活」という講題で現代人に関心が持たれている終活についてお話しました。

終活というのは人生の終い支度であるわけです。身の回りの片付けや医療や介護の希望などを伝えるなど、やれることをしておくのは大事でしょう。しかしその時にどのような気持ちや姿勢で行うのかが終活の一番大切な点だと考えています。

迷惑をかけないでおけるとか、厄介や負担をなくせられる思って終活をしたら、おそらくそれは思い描いただけの終活になってしまうでしょう。むしろ迷惑をかけざるを得ない、お世話にならずには死ねないという身の事実をよく自覚することから、ほんとうの終活が行えると思います。

そういう終活に対する姿勢や向き合い方を、親鸞聖人の終活から学ぶお話を紹介しました。