唯識学習会28「三法印」
本日11月27日、唯識学習会の第28回を開きました。テキストを読みながら唯識仏教の初歩を学ぶ学習会です。
現在はテキストの第4章を読み阿頼耶識について学んでいます。「蔵の三義」のうち執蔵の意味を確かめています。
今回は執蔵の続きとして阿頼耶識と輪回転生の関係がふれられます。ただし仏教の基本精神である三法印を押さえたうえで輪回の主体とされる阿頼耶識が説明されます。
仏教は三法印の教義的に輪回転生を認めないでありつつ、克服すべき課題として認めるというややこしい構造をとっているように思えます。阿頼耶識の意義もその点に関わっています。
12月はお休みで次回は1月8日(水)です。