唯識学習会37「種子生種子」

本日9月18日、唯識学習会の第37回を開きました。テキストを読みながら唯識仏教の初歩を学ぶ学習会です。

今回から種子(しゅうじ)の話にもどります。種子とは阿頼耶識のなかに保存された経験のタネです。それが因となって芽吹き業が作られていくことを唯識は説きます。もし芽吹かなかったとしても、種子は腐らずにずっと阿頼耶識のなかに保持されている。そういうことが私たちの生活や人生にどういう意味があるのか、そういう問題を見ていきました。

次回からは種子のはたらきが展開されていきます。10月14日(火)です。