正明寺報恩講法話「臨終の行儀と現生正定聚」

本日12月3日、名古屋は吉津の正明寺さんの報恩講でお話をしました。ご案内には「はじめに尊敬あり」の講題を出し午前中に。午後からの満日中には「臨終の行儀と現生正定聚」と題をあげてお話しました。
先月の28日が親鸞聖人の祥月命日となります。自然と聖人の臨終を記した『御伝鈔』を思い出します。また自分もふくめて臨終ということについて思いを馳せます。

現代でもどのような亡くなり方をしたのかが葬儀の時などに話題になります。枕経や七日参りで死にざまについてお話を聞くことも多いです。それがよかったと思えるようであればいいのですが、心残りがあったり受けとめられない死にざまであれば心に暗いものがのこってしまいます。親鸞聖人当時は現代よりももっと重大な問題でした。

竹中先生が教えてくださった臨終の行儀と現生正定聚についてを改めて考えています。