正信偈講読22「仏教における4つの関わり方」

本日9月24日、岡崎教区第18組の坊守学習会で正信偈講読の22回目を行いました。釈迦章の「能発一念喜愛心」の二句を読んでいます。

今回は「凡聖逆謗斉回入」を中心に仏教における4つの関わり方を見ていきました。

仏教では凡夫・聖人とか五逆・謗法といったように私たちを形容し指示する言葉がいくつもありますが、注意点は全て仏から教えられて自覚するということです。社会的な在り方や賞罰等によって誰かが定めるものでは決してありません。

ですから誰かを指して凡夫だとか五逆だと言うことはできず、あくまでも自覚における名称です。そこを逸脱すると仏教が差別を生むことになります。