唯識学習会38「不可知の種子」

本日10月14日、唯識学習会の第38回を開きました。テキストを読みながら唯識仏教の初歩を学ぶ学習会です。

前回から種子(しゅうじ)の話にもどり、阿頼耶識のはたらきである三法展転因果同時ということの復習と、種子生種子という種子の相続性を確かめてます。

今回はテキストの節が新しくなり、種子の不可知性ということから見ていきました。自分の種子なのに自分では決して観察できず手出しできないという問題。それをどう受けとるのか。

考えていくと、自己とはなんぞやという問題につながっていきます。

次回は種字に先天的と後天的なちがいを見る内容です。11月10日(月)です。