大谷専修学院 岡崎学舎感謝のつどい
親鸞聖人の教えである浄土真宗を懇ろに教えてもらった、京都の母校、大谷専修学院の岡崎にある学舎がこのたび役目をおえるとのことで、その感謝の集いにお参りしてきました。
1962(昭和37)年より半世紀以上、ここで多くの人が親鸞聖人の教えに出遇い、念仏する人となって巣立っていきました。「ここには念仏の土徳がある」と、幾人の先生たちから聞かされてきましたが、自分の思い出とあわせ、改めて場に育ててもらったありがたさを感じてきました。
その反面、感話に立たれたある先生が、「私たちが力を尽くして伝えても、伝わった弟子ができません。みなさん今からですよ。」と厳しくも激励されました。
亡き竹中智秀先生が、その昔、「まだまだ私は死ぬわけにはいきません」と言われたことを思いだし、お二人の先生から叱られた思いでした。