迎え盆会で法話を
本日8月11日、迎え盆会で如来・聖人のお話をご紹介しました。
「死んだらどうなるのか、どこへいくのか、死者はどうしているのか」という疑問は、古来より人間が問題にしてきた大事な問いです。ところが現代の日本人は生命感覚が鈍くなってきているのか、それとも死の問題と向き合うのを怖れているのか「死んだら無になる」と公言する人が多くなっています。
古来より死の問題を取り扱う思想が宗教といわれてきました。浄土真宗は「浄土」を掲げている宗教です。この浄土真宗の伝統について先月の虫干し法会で、大谷専修学院の狐野秀存先生から感銘深いお話をお聞きしました。
そのお話をご紹介しつつ、死に浄土真宗がどう応えていけるのかをお盆を迎えるにあたりお話しました。