富山 西円寺さんで法話を

本日10月23日、西円寺さんの報恩講でお話をしました。
蓮如上人が『報恩講の御文』で言われている「御影前にひざまづいて」を念頭に、仏さまの前に端座する意義についてお話しました。
『大経』に「心のために走せつかいて」とあるように、私たちは毎日の生活に走り回って、「立ち止まる」や「座る」ことができにくくなっています。特に現代は通信技術が飛躍的に発展し、携帯電話やスマートフォンが普及していますので、仕事から離れにくくなってなってますし、暇つぶしには事欠きません。

そういうことが社会問題にもなってきていますが、そのような現代だからこそ、お釈迦さまが「立ち止まれ」と言われ、蓮如上人が「ひざまづけ」といわれた姿勢が大事になってきていると思います。