『児玉暁洋選集』第7巻、第8巻刊行
『児玉暁洋選集』の第4回配本で第7巻、第8巻が刊行されました。
第7巻は「あなたは日本国をどんな国にしたいのか」
第8巻は「正信偈響流・歎異抄に聞くⅠ」
と題されています。
第7巻は、特徴的なタイトルから知られるように、児玉先生の国家論、社会論を中心に編纂されています。これは大きくは「念仏者の生活」を柱とした2巻目です。先生は昭和6年のお生まれですので、戦争から敗戦までの時代に多感な少年期を過ごされています。そのため「国家と戦争」は先生の生涯にわたっての課題となり、そして私たち後学の者への呼びかけにもなっています。
第8巻は、『正信偈』と『歎異抄』の聖教講読。これは「親鸞聖人に遇う」を柱とした1巻目になります。これ以降最終刊の第12巻まで、『歎異抄』の全講読が続きます。誌面で発表されただけのものが、今回新たに編集されて刊行されていきます。