婦人部報恩講にて法話を
本日2月11日に勤まった、上宮寺婦人部の報恩講にてお話をしました。
「報恩講は明るい」を念頭に、光明の世界である浄土に向かう生をご紹介しました。
報恩講をとても大事にされた方として、蓮如上人がおられるのは『御文』を読めばすぐわかります。
その中に「今日は〔親〕鸞聖人の御明日(ごめいにち)」という珍しい表現があります。亡くなった日を普通は「御命日」と書きますが、蓮如上人はなぜか「明」の字を使って報恩講を表しておられます。
そのことを導入として、人生は単に死で終わるのではなく、その死を超えた先を目指すことに明るさがあることをお伝えしました。