『児玉暁洋選集』第11、12巻(最終刊)刊行

本日11月26日、『児玉暁洋選集』の最終配本として第11巻、第12巻が刊行されました。

第8巻よりの長編講話「歎異抄に聞く」の最後となります。

第11巻は第十三章後半から第十五章まで、

第12巻は第十六章から総結文(後序)まで

が収録されています。ただし第十八章は講話の有無も含めて不明なため見送られています。

また最終刊である第12巻には、巻末に先生の詳細な年譜と著作一覧が付いており、年譜には出来事の注が、著作一覧は主立った発表誌ごとにまとめられている。

これで『児玉暁洋選集』が完結しました。先生の誕生月である11月に合わせてのことだと聞いています。

第11巻の「あとがき」に、「児玉先生はいつも児玉先生であった」と編集の狐野秀存師が記されていますが、先生に出会った人なら、なるほどとうなずく評だと思います。