長崎平和の鐘

本日8月9日11時2分、長崎平和の鐘をつきました。13人の有志の方々とつきました。鐘をつくまえに本堂にて住職が法話をしました。

「8月は年に一度、日本人が正気にもどる月」とある作家が語っていたと聞いたことがあります。2つの原爆の悲劇と戦争をしたという記憶。その事実は日暮らしで一喜一憂している私たちに厳粛にならざるをえない重さをあたえてきます。

法話では、住職がこの8月に新聞を通して出会った、被爆者の切明さんと民俗学者の新谷さんの言葉を紹介しつつ、過去や歴史が単なる思い出や記録に終わらず、現在を通して未来を開いていく仏教の三世観の感覚を紹介しました。