畢竟呵責

【あのさあ、お父さん、あたしのこと怒るんなら最後まで怒れば? 重松清】

今朝の(2015年5月23日)の『朝日新聞』「折々のことば」で鷲田清一さんが作家の言葉を紹介されていました。

親鸞聖人は「畢竟呵責(ひっきょうかしゃく)」という教えを紹介されています。竹中智秀先生は、これを「徹底した批判」であり「お父さん」の仕事と教えてくれました。その人に問題があれば妥協せずに問題が解決するのを最後まで見守る。それがお父さんの「畢竟呵責」の仕事なのだと言われてました。
ただしこれ諸仏・善知識の仕事だそうです。我々はまず叱られる耳を持つことでしょう。