迎え盆会でお話を

本日8月11日、自坊上宮寺の迎え盆会でお話をしました。お盆ということで「別れと再会」を講題にしてお話しました。

私たちと死者とは、その関係が健康であれば二つの形をとっていくことになります。一つは「別れ」の関係で、もう一つは「再会」の関係です。これは生者が死者となる、お葬式からのお勤めにも表れていることです。

特に日本人はお盆という「再会のお勤め」を大切にする歴史があります。そのようなお盆は単に私たちが亡き人の思い出をなつかしむという一方通行ではない、文字どおり「再び出会う」ことが大事です。

そして再開できれば、そこには少なからず生活が変わるという証明があることをお伝えしました。