太子法会・春の祠堂法会

宇野正一「太子奉賛」上宮寺蔵

本日3月21日、聖徳太子法会を勤めました。上宮寺の春のお勤めです。
聖徳太子は上宮寺の開基であり、毎年春にそのお勤めを欠かさずに行っています。今年は太子の1400回忌の年にもあたり、太子の仏法弘まれの願いを上宮寺も受け継いでいます。

太子法会に合わせて春季永代祠堂法会も勤め、今季より新たに4名の方が法名軸に名を列ねられました。

法話は山名晴空先生。住職・坊守と同じく専修学院で学ばれた滋賀県は近江八幡は教信寺のご住職。上宮寺には初めて来ていただきました。「真宗との出遇い」を最初に示され、御自身が親鸞聖人の教えと出遇われ、そこで聞いた教えの言葉や喜びを皆さんにお伝えされました。

コロナ下のためお斎は中止となり、午前午後に分けてとなりました。また春の嵐のような一日になり、雨風の強い中でのお勤めでした。それでも春のお勤めをなすことができたのはよかったことです。