真宗とグリーフに学ぶ研修会

本日10月29日、本山の教育部主催の「真宗とグリーフに学ぶ研修会」に出席しました。「グリーフ」とは「傷み」とか「喪失」と訳される言葉で、「グリーフケア」として2000年代から提唱されている学びです。その学びを大谷派の僧侶にも採り入れようという試みで開かれている研修会です。今回で3回目ですが、実質はオンラインでの研修を入れれば5回目ぐらいになるでしょうか。コロナ下ですが今回は京都に集まっての対面研修が行えました。
新しい学びによって、私たち僧侶の学びや在り方を反照しようということが願いとしてあるため、毎回何かと触発されることがあります。

人間がかかえる悲しみや傷みというものは、スッキリと消えるものではない。むしろどのようにしてそれを人生の豊かな内容とするかが大切ではないかと、個人的には考えるようになっています。