聖徳太子法会・春の祠堂法会
本日3月19日、上宮寺の春のお勤めである聖徳太子法会を勤めました。
上宮寺は聖徳太子を開基としています。そのため毎年そのお勤めをし、その中で春の永代祠堂法会もお勤めしています。
午前中は今春より祠堂勤めを始められる方々の初祠堂のお勤め。特別法会をはさんで、午後からはこれまで祠堂をあげられた方々の総祠堂のお勤めでした。
総祠堂では近江八幡の山名晴空師に法話をいただきました。
ウクライナへのロシアの侵攻や、コロナ下でのこと、また近年の虐待やいじめ問題など、社会全体からあふれてくる苦しみやつらさを「五濁悪世」の経言としてお話しになりました。そのような悪しき世に生きる私たちに「そのままでいいのか」と呼びかけ、立ち向かう力に「念仏の歴史」があり、その歴史から孤立をこえた共なる同朋と呼ばれる結びつきが与えられることを伝えられました。