河野地区 門徒報恩講

本日9月24日、河野(かわの)地区の門徒報恩講がお寺で勤まりました。各家から集まって一緒に正信偈と報恩講和讃をお勤めしました。

河野地区は毎年報恩講とともに法名軸を掛け、先祖代代祥月法会も勤められます。

今年は宿の方が古い引き継ぎの資料をきちんと見られ、お寺と村との関わりが知られる古文書やお軸などを整理されました。明治・大正・昭和の御懇志の記録や、当時使っていたと考えられる六字名号など興味深いものがいくつもありました。このような仕事ができる人がいると、歴史がまた100年伝わっていくと思います。

住職もそれらを見ながら、わかるところで皆さんに内容をお伝えし、地区の皆さんに、自分たちには歴史があることをはっきりと知ってもらうという、とてもいい機会となりました。