太子法会法話「聖徳太子と和国の願い」

 

本日2月17日、岡崎教区六ツ美組の太子会にてお話をしました。太子のお勤めですので、太子ゆかりのお寺ということで呼ばれました。

はじめての会座ということで、やはり親鸞聖人が出遇われた「和国の教主」という問題が真宗の太子像の基本と考え、「聖徳太子と和国の願い」を講題にしました。

ロシアのウクライナ侵攻から、世界は過去になったはずの20世紀に巻き戻りそうになっています。21世紀は戦争の世紀を経た新しい時代のはずが、また同じことになってきています。世界全体が輪回しているようです。どうしたらいいのでしょうか。何ができるのでしょうか。

そういうことを考える中で改めて、親鸞聖人が聖徳太子の和国を問題にしている重大さを思っています。