インド仏教史5「仏教の伝播」

 

本日3月4日、岡崎真宗学院のインド仏教史で「仏教の伝播」を講義しました。
最終回では、仏教が釈尊以来どのようにインドから広がっていったのかを見ていきました。
時間の都合上、ここでニカーヤや阿含、大乗の諸経典の紹介をしましたが、ほとんど名前だけで内容まではふれられません。それでも浄土三部経以外に多くの経典が仏教の歴史の中にあることを知っておいてもらいたいです。またそこには課題をもって経典を読んだ仏弟子や、伝えた仏弟子、翻訳した仏弟子など多くの先人がいたこともおぼえておいてほしいです。

短い時間でしたが、学生さんが浄土真宗の僧侶となるときの自信にこの学びがなればと願います。