正信偈講読8「五劫思惟の本願」

本日5月11日、岡崎教区第十八組の坊守学習会で正信偈講読の第8回をしました。法蔵菩薩の物語を読んでいます。

今回は「五劫思惟の本願」と題し、「五劫思惟」の1句で願いという事柄の質を確かめました。

五劫の「劫」というのは仏教における時間の単位です。盤石劫とか芥子劫といった説明がありますが、要するに長い長い時間をかけることを表しています。改めて願いを明らかにすることと五劫という長い時間をかけることとの関連を考えてみました。

今年は愛と時間、願いと時間といったように、私たちの時間が何を意味するのか考えることが多いです。