唯識学習会14 座談会
本日7月19日、唯識を学ぶ学習会の14回目を開きました。
前回は遍行の心所が終わり、最後に思の心所から仏教における「業」について学びました。そういう区切りもあり、今回は業についての疑問から始まり座談会となりました。
「自業自得の道理ということが、実際にはきつい教えに聞こえて、親しい人を亡くされた門徒さんなどには直接伝えることができない。特に自己とから自死といった方の遺族には、もう少しちがう言葉がほしい」そういう感想から皆さんで自己責任ということや伝えるということ、また教えと自分とのギャップといったことが話題となりました。
後半には碧南市で開かれている「清澤満之の世界展」にも波及し、清澤満之のイメージやその生涯の事柄などがいろいろと話題となりました。
皆さんが感じていること考えていること、また関心があることなどを聞き、自分も刺激されおもしろかったです。