真宗学院「真宗とグリーフケア」後編

 

本日12月16日、前週に続き岡崎教区の真宗学院で「真宗とグリーフケア」の特別授業を行いました。真宗学院は真宗大谷派の僧侶を育成する学校です。「グリーフケア」とは死別や挫折などの喪失体験やその心身への影響を放置せずに大切にする知見や活動です。昨年度より大谷派ではグリーフケアの学習を始めています。

今回は後編となり「僧侶の役割」と題して真宗大谷派僧侶となることとグリーフケアの関わりを見ました。

グリーフケアの学びには体験学習がよく行なわれます。今回は「僧侶と遺族と観察者」というロールプレイをしてもらいました。僧侶役と遺族役とを決めてこちらで用意したシナリオをもとに対話してもらう学習です。私自身グリーフケアの講習会で行ったとても印象深かい学びでした。

真宗学院での授業は一応これで終わりですが、これからもグリーフケアの学びが私たち真宗僧侶の学びに積極的に採り入れられていってほしいです。