正信偈講読14 十二光⑷
本日5月20日、岡崎教区第十八組の坊守学習会で正信偈講読の14回目を行いました。法蔵菩薩の物語を読んでいます。
十二光の箇所を読みはじめて4回目となります。さすがにこれで終わりたいので10番の難思光から12番の超日月光の最後まで読みました。
十二光を「法蔵菩薩のなりたい自分」として見ていきました。そうすると単に個人として美しくなりたいとか、整った生活をしたいということではなく、十二光のどれも他者との関係において自分を見ていることに気がつきました。どのように他者と関わる自分になりたいのか、他者とどのような関係を結びたいのか、そういったテーマで貫かれているのが十二光だと読み取れます。
自と他という問題はいつでもどこでも誰にでもある問題です。