長泉寺彼岸会法話「『あとを頼む』と託する力」

本日9月24日、豊川は国府の長泉寺さんの彼岸法会でお話をしました。「『あとを頼む』と託せる力」と講題を伝えてのお話です。

迎え盆法会では「『あとを頼む』の声に応える」の講題でお話したのですが、もう少し展開したいと思い改めて組み立ててみました。問題にしているのはどうしたら人間はきちんと死ぬことができるのかということです。

私たちは人生において少なからず責任や執着を持って生きています。それは仕事とか役目とか家とか家族とかいろいろあります。しかし死ということはそれら全てにもはや関われなくなることです。そうするとどうしても未練や心配、時には怨みや悔しさなどが生じてきます。それは死んでも死に切れないことです。またそういうことが予想されるので死に対して恐怖や不安を感じざるをえません。

それをどのように超えていくのか、改めて考え直しお話してみました。