教信寺彼岸会法話「生きている間が全てではない」

 

本日9月23日、滋賀は近江八幡の教信寺さんの彼岸会でお話をしました。「生きている間が全てではない」と講題をあげてのお話です。

教信寺さんは必ず法話に先だって講題を頼まれます。御門徒さんへの案内に書かれるそうですが、そういうことができているお寺は少なく、私のお寺でも不充分です。

お話は、考えている時といざ作り出した時では内容ががらっと変わることがままあります。そういうことも含めて、法話を用意する方としては講題を先に決めることは難しいことです。しかしその難しさ以上に御門徒さんたちに講題が知らされることはとてもいいことだと思います。

講題はどのような如来・聖人のお話をするのかを端的に表現するわけですから力量が問われますし、また講題でもって仏法を伝えることもできるわけです。

内容は忘れられても講題をおぼえてもらえるような法話ができればと、常々思っています。