18組公開講座 西田眞因先生
本日5月30日、岡崎教区18組の公開講座に西田眞因先生をお呼びしてお話を聞きました。「こころに阿弥陀さんをもたない人はあぶない」という講題を出されてのお話でした。
上宮寺が所属している18組では、年に一回真宗公開講座を開催しています。今年は元真宗大谷派教学研究所所長であり、越中門徒とよく自己紹介されている西田先生をお願いしました。
先生は最初に「己れの真宗で死ねるか」ということを板書され、その言葉を閃いたいきさつや心境をポツポツと語られ始めました。先生は数えで90歳になられたそうで、「これで皆さんとお会いすることはないでしょうから、はっきりと言っておきます」と〈真宗〉とは何か、どのように受けとるのか、現代にどのように関わってくるべきかということを、時間を延長してまでお話しになりました。
行き帰りの送迎でもいろいろ先生とお話しすることができましたが、いつも真宗を学んでいく私たちのことを心配され、同時に「自分で自分の真宗をつかまないとたすかりません」ときっぱりと教えてもくださる先生です。