正信偈講読23「海の功徳」

本日10月16日、岡崎教区第18組の坊守学習会で正信偈講読の23回目を行いました。釈迦章の「能発一念喜愛心」の二句を読んでいます。

今回は「如衆水入海一味」から海ということに注目して見ていきました。

「海」という言葉を改めて聖人の著作から見つけていくと、思った以上の数があることがわかりました。正信偈の中だけでも5箇所も出てきて、その表現も本願の海と群生の海に分かれています。

聖人にとって海はどのように見えていたのでしょうか。35歳で越後に流罪になって海を知ることになったと言われています。

越後は日本海です。太平洋より海が荒いと聞いています。またそれだけ恵みも多いとも言われます。坊守さんの中に日本海育ちの方がおられ、海の波音や夏と冬の違いなどを話してくださいました。