「仏教」という言葉には2つの意味があります。 1つ目は「仏の教え」。今から千四百年前にインドに誕生したゴータマ・ブッダ、すなわちお釈迦さまが説いた教えという意味です。「お経」と呼ばれる仏教の根本聖典は全て、お釈迦さまがあ …

仏教 Read more »

普通の伝記はその人の死によって終わります。ところが親鸞聖人の伝記は、聖人が亡くなってから、さらにもう一段続きがあります。それは浄土真宗が、死者に対して「一度死んで、二度死なせない」という態度をとっていることと深く関わりが …

聖人の滅後 Read more »

親鸞聖人は晩年、何度か都の中を移り住んでいたようで、最後は実の弟のお寺に間借りし、執筆活動や訪ねてくる人々の相談にのっていたようです。 門弟たちも御聖教(おしようぎょう)の御礼などにお布施を送り、聖人の生活を支えていたよ …

聖人の臨終 Read more »

仏教は西暦500年代の中ごろから日本に伝わってきました。その頃の中国は仏教文化が花開いた時期でもあり、その影響は朝鮮半島を経て日本にも伝わってきました。 当初仏教は外国の神であるとして「蕃神(ばんしん)」と呼ばれ、それを …

聖徳太子 Read more »

京都にもどった親鸞聖人ですが、久方ぶりの帰郷はあまり楽しいものではなかったようです。 すでに師である法然上人は亡くなっており、共に机を並べた兄弟弟子たちは銘々勝手に念仏の教えを吹聴したようで、聖人にとっては、なさけなく、 …

聖人の執筆 Read more »