名古屋 正明寺さんで法話を
本日10月3日、名古屋の正明寺さんの永代経法会でお話をしました。
「仏教の原点」を念頭に、現代人における死の問題を、お釈迦さまの四門出遊の物語を紹介しつつお話しました。
「生きる」ということについて「死のない生」と「死のある生」という態度の違いがありますが、仏教はまさに「死のある生」に立ったところから始まっています。
私たちは交通事故や自然災害など、もしかしたらという事柄には備えるのに、「死」に対しては考えないように避けています。必ずくる事柄であるのにも関わらずです。
そういう私たちに、「あなたは死にどう向き合いますか」と仏教が呼びかけて、そして浄土真宗は「浄土」を提示している。そういうことを御紹介しました。