西尾 龍讃寺さんでお話を
本日5月30日、西尾市は米津の龍讃寺さんの祠堂法要でお話をしました。
「浄土へ往きましょう」を念頭に、未来に光の象徴である浄土が開かれるか、死んだら終わりという無に消えてしまうのかの分かれ道をお話しました。
「死んだらどうなるのか、どこへゆくのか、死者はどうしているのか」そのような死の問題が現代は語られなくなっています。その原因は幾つか考えられますが、本来そのような問題をあつかうのが宗教のはたらきですから、仏教でも私たち真宗でも、もっと積極的に死について語るべきだと考えています。
仏教離れや葬儀式等の仏事の崩壊が現前しているからこそ、オカルト的なものではなく、正しく丁寧に死の問題を尋ねたい人は多いと思っています。