報恩講勤めています 初日

本日11月5日午後より、二昼夜勤めで7日まで報恩講を勤めます。
報恩講は親鸞聖人の法事で、今年は親鸞聖人が亡くなられてから758年目です。その報恩講は真宗寺院にとっては年中行事で最も大事なお勤めです。

コロナ下で報恩講をどうするのか各寺院で判断が分かれていますが、上宮寺ではお勤めや法話は予定通り。ただしお斎は1日だけとしました。役員さんたちがやりましょうと言って下さったおかげです。

初日の本日は予定ですと音楽法要をするのでしたが、コロナ下のために練習ができず、通常の初逮夜勤めを行いました。

法話は本宗寺の堀田護先生。「報恩講は勤めるものではなく、親鸞さまをおもえば勤めずにはおれないものとしてつづいてきたのです」と語られたことが、先生御自身のことでもあり、現状の私たちへの諌めとしても受けとれました。

お参りや門徒の減少を目の当たりに見るからこそ、報恩講の原点である、あなたはどれだけ親鸞聖人のことを念えているのかと問われた初日でした。