よきこともあしきことも
【いい思い出だけが残ること、それを成仏と言うんです。橋本峰雄】
今日(2015年6月4日)の朝日新聞連載、鷲田清一さんの「折々のことば」に紹介されていました。「京都・法然院の梶田真章貫主(かんす)からうかがった前貫主のことば」だそうです。
ふわっとした言葉に、はじめはそうかなとも思いました。しかし人には忘れがたい思い出もあるわけです。いい思い出だけ語るには人の業は深すぎます。
親鸞聖人なら何と言われるでしょうか。
「いい思い出もわるい思い出も、共に大事な思い出になること、それを成仏と言うのです。」
まずはそう聞きました。
http://digital.asahi.com/articles/ASH574FPVH57UCVL013.html