納骨堂法会にて法話を
本日2月14日、納骨堂法会にて法話をしました。「病はさけられないが、くじけない いのちはある」という題で、コロナ下を仏法はどう応えるのだろうかと聞きとってきたことをお話ししました。
コロナウイルスの感染が拡大する当初から感じていましたが、病気となることそして死ぬことという事が、ここまで日本中で不安やおそれになったのは久しいことではないでしょうか。その不安やおそれから、言ってはならないことを言ったり、してはならないことをする人々が出てきて、人間の弱さやなさけなさが暴露されたと思わされました。それは病や死に対する私たちの今までの向き合い方が甘かったということでしょう。
そのように感じ思いながら、仏教が「生きることは老病死の苦しみに遭うことだ」と最初から説いていること、そして「そのおそれや苦しみは解くことができる」と呼びかけてきたことを、「病はさけられないが、くじけないいのちはある」の講題にこめて紹介しました。