お念仏があってよかった

お念仏があってよかった。

【クルッテイナイ時も、当然おれはクルッテイナイと思っているし、クルッテイル時も、おれはクルッテイナイと思っている。なだいなだ

自分に非があること、自分の考えに誤りがあること、自分の視線が偏向していること。これらを認めるのがひとは大の苦手。おのれの考えに固執する。だからこそ、問題が錯綜(さくそう)していて見えにくいのではなく、私のまなざしに問題があるのではないかと、つねに疑ってかかる必要がある。】

今日(2015年6月13日)の朝日新聞連載、鷲田清一さんの「折々のことば」より。

だって常に疑うどころか、常に当然だと思ってますから。