虫干し法会 2日目
本日7月2日、夏のお勤めである虫干し法会を勤め終わりました。
今年度は予想外の猛暑となり、勤めるほうも参詣されるほうも閉口する暑さとなりました。そのなかでよかったことが3つありました。
1つ目は、新しい大世話方会の皆さんが慣れないなかでも汗をかいて2日間を勤めて下さったこと。
2つ目は、お斎がお弁当を作ってお渡しするという形で半分復活できたこと。
3つ目は、大世話方会がかき氷の接待を復活して、皆さんにふるまえたこと。
そのような3つのことがとても励みとなりました。
法話は三重県から藤本愛吉先生が来て下さいました。
ロシアの侵攻に対してとても憤りを感じておられるようで、どうして傷つけ合うことが平気なのか。何を私たちは忘れはてているのかと問題を立てお話しされました。
不思議にも、仏法に出遇うことは人間にとって奇蹟に等しいと、昨日の狐野先生と同じく今日の藤本先生も語られました。それだけ現在の状況が仏法を聞かなければならない人間の危機としてあるのだと思わされます。