正信偈講読9「本願文」
本日6月23日、岡崎教区第十八組の坊守学習会で正信偈講読の第9回をしました。法蔵菩薩の物語を読んでいます。
今回は「本願文」と題し、「五劫思惟」からもどって「建立無上」に説かれている本願建立について学びました。
改めて読むと「五劫思惟」は大経本文では本願建立の前のことですが、親鸞聖人は浄土往生の行を選んだ物語として重誓偈とくっつけていることに指摘を受けて気がつきました。
一行ずつ大経本文と重ねて読んでいて、思い込みで本願建立が飛ばされていると理解してしまいました。
聖教を丁寧に確かめるという基本的な学習はほんとうに大事です。