迎え盆法話「愛は時間を費やすこと」

本日8月11日、迎え盆法会にてお話をしました。「愛は時間を費やすこと」という題を出し、愛し愛されるということが実は時間でもってわかるということを紹介しました。

慈悲という言葉の原意の一つは「寄り添うこと」といわれます。そばにいるということが愛の行為といえます。日本語でも恋人となることを「付き合う」といいます。それは文字どおり、その人に付き合って自分の時間を費やすことです。

逆に愛のない状態は寄り添ったり付き合ったりをしなくなります。つまり時間を費やさなくなります。

お盆は亡き人に再開する機縁だといわれます。つまり亡き人を思うチャンスなのです。そこでお寺参りであったり、お内仏の前に座ったりお墓参りをしたりと、どれだけ愛する人に時間を費やせられるのか。そのような時間をもつ大切さをお伝えしました。