唯識学習会27「執蔵」

本日10月10日、唯識学習会の第27回を開きました。テキストを読みながら唯識仏教の初歩を学ぶ学習会です。

現在はテキストの第4章を読み阿頼耶識について学んでいます。「蔵の三義」といわれる阿頼耶の3つの意味を確かめています。

今回は三義の最後として「執蔵」を読みました。執蔵とは執着という問題を阿頼耶識が持っていることを提起しており、これが阿頼耶識で最も重要な面といわれてます。

とはいえ阿頼耶識自体が自覚できない心ですし、その阿頼耶識に基づく執着といわれてもピンと来ないことも確かです。次回も執蔵の問題を続けて見ていきます。

次回は11月13日(水)です。