『児玉暁洋選集』第9、10巻刊行
『児玉暁洋選集』の第5回配本で第9巻、第10巻が刊行されました。
前巻の第8巻より長編の歎異抄講義である「歎異抄に聞く」に入り、そのうち、
第9巻は第六章から第九章まで、
第10巻は第十章から第十三章の前半まで
が収録されています。
これらは金沢の崇信学舎で長年講義されてきたもので、新たに編集されてはじめて刊行されました。
どの講も児玉先生の視座でもって歎異抄が解読されており、時代状況からの問いかけと交差しつつ児玉教学が表現されています。『歎異抄』を腰をすえて読み込まれている講義録です。
次回の第11巻、第12巻の配本で「歎異抄に聞く」が完結し、『児玉暁洋選集』全体もできあがります。